健康経営優良法人ってなんのため?

こんにちは。スタッフのウメハラです。


弊社は2024年度の「健康経営優良法人」に認定されましたが、
私は初めて「健康経営優良法人」の話を聞いた時、
経営が健康=良いっていうことで、経営状態が良い企業のことなのかなと思っていました。



そしたら、全然違っていまして。



「健康経営優良法人」とは、
「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できる」と、
従業員の健康促進を経営的視点から考え、戦略的に実践している優良企業を意味しています。




「健康」とは会社自体のことではなく、「従業員の健康」だったのです。




確かに、従業員の皆が心身共に健康で、気持ちよく働ける環境は
業務の効率やモチベーションアップに繋がって、
それが売上にも反映される可能性があるのは分かります!



従業員もハッピー、会社もハッピーな良い経営です。


認定にあたっては、健康経営のための経営理念や組織体制など必ず取り組む必要のある必須項目と
いくつかある課題テーマの中から活動するテーマを選んで取り組む選択項目があるのですが、
タイホー通信工業では、選択項目で「適切な働き方の実現」と「コミュニケーションの促進」を選びました。




「適切な働き方の実現」は長時間労働防止への取り組みなど、
「コミュニケーションの促進」は社員同士でコミュニケーションの取れる行事を
増やしていくなどを目標としました。



見てわかる通り、どちらも行うことがとても難しいという課題ではありません。

わざわざ「健康経営優良法人」なんて取らなくても、と思う方もいるでしょう。



しかし、認定を取る過程で、得られるものがあります。



この「健康経営優良法人」の認定は一年ごとの更新です。

去年の取り組みの結果を報告し、今年の目標を立て、その内容を評価いただいて認定される、
そういう流れになっています。



私もそうですが、
勉強やダイエットなど、継続が大事なものって、
自分で目標を立てなんとなくやっているだけだと、
途中でまぁいいか、となってしまったり、
だんだん目的が変わってきてしまう、なんてことがあります。



それを、スクールに行って勉強したり、
トレーナーにサポートしてもらってダイエットするなど、
第三者の目があると、気持ちも引き締まり、
継続しやすくなりますよね。



この「健康経営優良法人認定」もそういう一面を担っており、
来年も認定してもらいたいと思えば、今年の取り組みには力を入れなければなりません。
そうして、来年になれば、再来年のために努力することになります。



そうやって、毎年、毎年、健康経営への意識を高めていれば、
常に優れた「健康経営」を行っていけるのではないか、
いつまでも初心を忘れず「健康経営」できるのではないか


と、思って申請しました。



弊社は、今年初めて申請し、認定されましたが、
来年も再来年も認定に足る「従業員の健康を配慮した経営」を
目指し続けていきたいと思っています!