「工事部」のお仕事紹介!

こんにちは。スタッフのウメハラです。


今日は、オフィスやIT・通信関係の業務を行っている
工事部のお仕事風景をご紹介します!



工事部は、「ビジネスフォン」「PC・ネットワーク構築」
「防犯カメラ・コピー機などのオフィス機器」「電気・LAN配線」の
4つの分野を手掛けていますが、

今回は、「電気・LAN配線」工事の様子です!



今日の現場は、ワンフロア全体の配線工事だったので、
4人での作業でした!



みなさん、工事現場に着くと、最初は現況と図面の確認です。


この工事のリーダーが、
フロア内に既に設定されている電源の位置や配線が、
図面の中の配線図と正しく合ってるのか確認します。


もし違っていて、そのまま作業すると
電源が足りなくなったり、ケーブルが届かなかったりして
レイアウトが図面通りに仕上がらなくなってしまう可能性があるからです。


今回は、図面の中の電源位置が実際とずれていたので、
その分を考慮して配線計画をその場で修正していました。


その間に、図面と関係なく作業できるところは
残りのメンバーで進めていきます。




そして、配線計画が確定したら、
今度は皆で、配線に取り掛かります。




電気やLANの線は、コードなので柔らかです。
これを床下に這わせるのに、
どうやって作業するかご存知ですか?


まず、フロアの床を、全部剥がして作業するのは効率が悪いので、
必要な箇所だけ蓋を開けて作業するのですが、
フロアの下はがらんとした空間で、配線が通るための道があるわけではありません。

なので、
柔らかなコードを、床下に入れていっても、
グニャグニャ動いて狙った方向に行かなかったり、
ちょっとでも障害物があったらすぐに進まなくなってしまいます。
(服のパーカーの紐が全部抜けちゃった時、
そのまま押し込んでも全然戻らないのと似てます)


なので、狙った方向に、きちんと素早く線を這わせるために、
まず、業務用のスチール製メジャー(コンベックス)を
その床下から、配線を進めたい箇所までビヨーンと伸ばします。
スチール製メジャーは、家庭用でもよくあるので
ご存知な方もいるかと思いますが、
これは素材が硬めなので、
コードと違ってある程度の障害は乗り越えて前に進むことができます。


次に、目的地まで床を這ってきたメジャーの先に
使用したい配線をマスクングテープでしっかり止めます。


そして、シュルシュルとメジャーを巻き戻していくと、
先についている配線ごと床下を通って、こっちにきます。


最後に、止めていたマスキングテープを剥がしたら完成。


あっという間に、配線が床下を通るのです!





メジャーって、測る以外にもめちゃめちゃ便利なことあるんですね!!

それを知る前、私は、
メジャー使って、なんかやたら長さ測ってるなーって思ってたんです!
エコのために材料を無駄にしないよう、先に長さを見て、コードを切ってるのかなぁ??って。

でも、事実を知って、絶対先に切るより、設置した後に切る方がエコだって気づきました。
当たり前ですね。


そんなこんなで、他の作業も4人で分担して、どんどん進めていました!





実は、みなさん、そんなに言葉数は多くないんですが、
多くは語らないでも、それぞれ次々作業を進めていくんです。


完成形がみなさんで明確に共有されているからなのか、
阿吽の呼吸と言いますか、すごくプロ感を感じますね!!

きっと言葉じゃないコニュニケーションがしっかりできてるんだと思います。





工事の仕事は、1人で行くこともありますが、
今回みたく、規模によってはチームプレーが必要なこともあり、
タイホー通信工業では、コニュニケーション力も重視しています!



昔の職人さんのような、背中で仕事を語る姿も格好良いですが、
やっぱり、互いに助け合って、意見を尊重しあってお仕事した方が、
楽しいし、効率も効果も高いと思うんですよね。



それに、お客様のヒアリングから始まる案件も多数あるので、
ご希望の内容をしっかりと伺うにもコニュニケーション力が大切です。



コミュニケーション力については、
外部研修なども行っていて、何が大切かを考える機会も多いです!


また今度、研修のことなども紹介しますね!